「週末ビフォーアフター」(登録者数4.17万人)よりご紹介します。
今回の動画は、タレント山田まりやさんの自宅の片付け後編です。まずは、第1話をご視聴ください。
モノを捨てずに、住まいを作り変えるという新しい空間作りを提案する、収納アドバイザー古堅純子さん。
第1話のおさらい
今回の片付けのポイントは、山田まりやさんの本人の希望である
おもちゃが多いので、片付けられる部屋にしたい→おもちゃを戻す定位置は決まっているのに散乱する
そして、お子さんの希望
広い家に住みたい。おもちゃは捨てたくない
この2つを叶えるために片付けをスタートしました。
どちらの意見も、よくある家庭のエピソードですね
古堅さんは、各家庭の事情を踏まえて「モノが多い」「捨てた方がいい」とはいいません。
しかし、山田まりやさんのお宅はおもちゃがたくさんあり、収納もすでにいっぱい。
古堅さんは、この難あり収納を一体どうやって整理したのでしょうか。
空間を作る方法
今回のポイントは、押入れです。
すでに収納がいっぱいの山田宅で、唯一空間を作ることができる場所が押入れでした。
子どものおもちゃを全て押入れに移動させることで、
- 広い空間を作る
- おもちゃをしまう場所ができる
ようにしました。
おもちゃを移動することで、空間を作ることに成功。これにより、まず2人の希望する空間を作ることができました。
じゃあ押入れに入ってたものは、捨てたの?
- スーツケース
- 防災グッズ
- 思い出の品
- もらいもの
- あまり使わないものの置き場所
これらは、すべてまりやさんの衣装部屋に移動。希望通り、おもちゃを一切捨てることなく整理することができました。
おもちゃのしまう場所ができたので、散らかることもありません。母と子のWINWINな関係が保たれました。
収納の前にやること「景色を変えろ」
今回の動画の前編・後編を合わせて見ていただくと、古堅さんの片付けの考え方がよくわかってきます。
- 目に見えて汚いと思うものを排除する
- 収納できる場所を作る
- いらないもの置き場を作る
- 更地を作って空間を生かす
このような手順で考えられていることがわかりました。
この方法を当てはめると、モノを捨てる必要はないという理論ができあがるんですね。
この古堅式理論を応用すれば、どんな家庭でも空間を作り出せるということですね。
片付けてもまたモノが増えて散らかっていく私にもチャレンジできそう。
さらに、
モノをしまうことが収納だと思っている。という、古堅さんのセリフも胸に響きます。
入れる場所がないからしまっておこうと、ついつい入れてしまう収納スペース。
- 押入れ・天袋
- クローゼット
- シンク下
- キッチン上の戸棚(高くて開けない)
このようなスペースには、使わないものを入れがちなので注意が必要です。
スペースがあると、ついモノを入れてしまいがち。本当に必要なのか、モノを増やす前に考えなくてはいけませんね。
空間ができて初めて収納できる
ここで初めて、収納アドバイザーが提唱する「使った場所に戻す」が出てきます。
空間を作って初めて、収納を整える意味が出てくるわけですね。
空間を作って片付ける場所を確保すれば、整理は「やる気になった時」「各自でやればいい」というのが古堅式です。
生活にあったモノの量で暮らすという基本な生活スタイルを維持できれば、暮らしやすい生活ができますね。
今回は、子どものおもちゃスペース・子どもの衣類置き場を整理する動画をご紹介しました。
片付ける前にどうやって空間を作るかがキーポイント。今回は、押入れに収納することでまとめました。
モノが溢れている状態では、やはり暮らす側にストレスがかかってしまいます。
それをクリーンな状態に整理されただけでも、暮らしやすくなることがわかります。
ご家庭のまとめの参考になると思います。ぜひ、動画で空間の作り方をチェックしてみてください。
片付ける前にどうやって空間を作るかがキーポイント。今回は、押入れに収納することでまとめました。