「片づけパンダ」(登録者数1.06万人)よりご紹介します。
こんまりさんの著書『人生がときめく片づけの魔法』を読まれた方も多いのではないでしょうか。
一方で、「こんまり流を実践してもうまくいかない」という声が多いのも事実だそうです。
「ときめき」が分からない
こんまりさんの著書が発売された当初、片付けの相談に来られた方の9割がその本を持っていたと中村さんはおっしゃいます。
中村さん本人も、こんまりさんを非常にリスペクトしているので、今回の動画を企画されたということです。
ここでは、「こんまり流」が上手くいかない人の特徴について中村さんがお話しされています。
- 実用的な観点からものを持つ
- もったいないからものを捨てずに持っている
- 好きではないものを買っている
こちらの例ように、なかなか「ときめき」でものを選べない、という方も多いのではないでしょうか。
「そもそもときめきでものを買っていない」「昔ほどときめかなくなった」という方が、相談者の中でも多いそうですよ。
「ときめきが分からない」という方のために、アドバイスは続きます。動画を見ていきましょう。
ものを持つ基準は難しい
ものを捨てられない理由は、「ものを持つ基準がとても〇〇〇〇だから」だと、中村さんはおっしゃいます。
- 人からもらったもの
- 結婚の時に親に揃えてもらったもの
- お姑さんから譲り受けたもの
相談者の方々も、いただきものに対しては罪悪感や執着があり、なかなか捨てられないのだそうです。
人からもらったものを捨てるのは申し訳ない気分になりますよね。
「こんまりさんはこのような悩みに対しときめきでものを選別するという指針をくれたのです」と中村さんは解説しています。
服を片づけるのが難しい理由
「服は自分を表現するものなので、本来、ときめきで分けやすいものなんです」と中村さん。
それでも、洋服の片づけは一番難しい部類に入るのだそうです。
- 体形で選んでいる
- 人の目を気にして選んでいる
- 便利そうだから持っている
このような選び方をしていると、なかなか「ときめき」の感度が上がらないと中村さんはおっしゃいます。
歳を重ねると、無難なものを選びがちになるのかもしれません。
自分が本当に「ときめく」服を選んでいくことで、ものを判断する感度がどんどん上がっていくそうですよ。
本を片づけるのが難しい理由
ここからは、ある相談者の例を挙げて説明してくれています。
その方は、挑戦したいことがあり、本をたくさん購入して勉強に励んでいたということです。
- 本をたくさん購入し、情報をたくさん収集する
- お部屋の収拾がつかなくなる
- お部屋が片づかないので情報をうまく取り入れられない
- 結果としてうまく行動できない
この方は、中村さんのアドバイスを受けて「何かが変わった」そうですよ。
「本を買っても読まなければ知識は向上しないんです」と中村さんはおっしゃいます。
自分が本当に読みたい本は、手に入ったら早速読みはじめますよね。
では、買ったまま放置している本は、どのような価値観で選んだものなのでしょうか。
ここでは、人が本を買うときの価値観について、とても詳しく解説してくれているので必見です。
そして、買ったまま放置している本をどうすればよいのかも、アドバイスをくれていますよ。
本を選ぶときも、「ときめき」を重視することが大切だということが分かります。
自分らしい片づけがしたい人へ
片づけパンダのチャンネルでは、収納テクニックやグッズの紹介はほとんどありません。
中村さんは「片づけは十人十色」と述べ、1人1人が自分に合った片づけを見つけられるよう、様々な動画を配信しています。
収納テクニックを真似する前に、片づけパンダのチャンネルで、片づけの基本的な考え方をぜひ参考にしてみてくださいね。
今回は片付けパンダの中村さんが、そんな悩みを抱えている方のために「ときめき」で片づけるポイントについて解説しています。